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INTERVIEW

不動産仲介のプロであることに加えて、
コンサルティング力が求められる。
常に最良のソリューションを提供するために。
山下 勇輝
パートナー営業本部 パートナー営業二部 営業一課(取材時)
2013年入社|経済学部卒

PROFILE

特定の商品にとらわれることなく、お客様に最良の提案ができることに魅力を感じ、不動産流通業界に関心を抱いた。入社の決め手は、野村不動産グループとしてのブランド力や総合力。入社後、横浜でリテール営業に携わり、5年目にパートナー営業本部に異動。提携先の地域金融機関に1年半にわたって出向するという貴重な経験も積んでいる。

現在の仕事

入社5年目、パートナー営業本部に異動。
初心に戻って、地道な活動を積み重ねてきた。

パートナー営業本部は、主に個人投資家や中小企業を顧客に不動産のコンサルティングや仲介を行う部門です。その名の通り、提携している地域金融機関をはじめ、不動産デベロッパー、弁護士や税理士などとのパートナーシップのもと仕事を進めるところに特長があります。扱う不動産は投資用マンションから1棟収益物件、工場や店舗といった事業用不動産、事業用地まで多様。基本的に首都圏をエリアとしていますが、お客様の要望に合わせて全国各地の物件を仲介することもあります。
私は横浜でリテール営業に携わり、入社5年目に現在の部署に異動してきました。第一線のリテール営業で経験を積み、それなりの自信を持って新しいフィールドにチャレンジしたのですが……、最初は苦戦しましたね。反響営業が基本となるリテール営業と違い、パートナー営業では自らを積極的に売り込んでいかないと数多くのチャンスを得ることができないのです。自己PRシートを作って提携先の地域金融機関を訪問したり、初心に戻って地道な活動を重ねました。少しずつ信頼関係を築き、仕事が前進し始めたのは異動して1年後くらいでしょうか。最近では気軽に相談を持ちかけられるようになり、なかには意気投合してプライベートでもお付き合いするようになった担当者の方もいます。

仕事へのこだわり

お客様が抱える課題は一つとして同じものはない。
いかに最良のソリューションを提供するか?

パートナー営業に携わるようになって、不動産仲介という仕事に対する価値観が大きく変わりましたね。不動産の売買を仲介するだけでなく、お客様の課題を一緒になって解決していくことも多く、仕事のバランスとしては不動産が3、コンサルティングが7といった感覚でしょうか。お客様が抱える課題は一つとして同じものはなく、「いかに最良のソリューションを提供するか」を常に意識しています。
2年近くかけて最近ようやくまとまった案件があります。当初、金融機関から受けた相談は、あるお客様の借地権付建物の売却が難航しているというものでした。そこで私は、改めて調査や分析を行い、新たなソリューションとして、借地権ばかりでなく底地権も一括して売却するスキームを提案しました。しかし、そのためには底地権を所有する複数の地権者とも交渉しなければなりません。プロジェクトは難航し、正直心が折れそうになったことも。それでも粘り強く一つひとつ壁を乗り越えていき、最終的には当初の要望を大きく上回る価格で売却をまとめることができたのです。お客様だけでなく金融機関の担当者にもとても喜んでいただくことができました。これまで経験したことがないような、何ものにも代えがたい達成感がこみあげてきましたね。

実感するやりがい

不動産のプロフェッショナルとして
中小企業の経営をサポート。
入社10年目でも日々成長する自分を実感。

不動産は、個人のお客様はもちろん、企業にとっても非常に重要な資産です。私はこれまで数多くの中小企業のお客様に携わってきました。最近、社会の変化とともに、中小企業は相続や事業承継、M&A、事業再生などさまざまな課題を抱え、多くの場合、不動産の売買がその解決に大きく関わります。まさにお客様の将来を左右する案件であり、だからこそ私は、常に最良のソリューションを提案することにこだわりたいと思っています。また、地域金融機関のパートナーとしてお客様の課題解決に取り組むことによって、その地域の活性化にも貢献できます。最近、自分の仕事にそんなスケールの大きなやりがいも感じています。
まわりには尊敬すべき先輩や上司がたくさんいて、まだまだ学ぶべきノウハウが数多くあることを実感します。法務や税務に加え、M&Aや会社設立など企業経営に関わる知識も必要。企業の経営者と直接会う機会も多く、常に自分自身の知識や情報をアップデートするように心がけています。まさに毎日が勉強ですね。私は今、ちょうど入社10年目。それでも足踏みすることなく、日々成長している自分を感じられることが、野村不動産ソリューションズで働く楽しさなのだと思います。

1日のスケジュール

ONE-
DAY
SCHEDULE
9:00

出社

メールのチェックや予定の確認など。ミーティングのための資料づくりを行う。

10:00

ミーティング

部内でのミーティング。進捗の確認や情報の共有など。

11:00

外出

提携する金融機関を訪問。情報交換や打ち合わせなど。

12:00

昼休み

出先でランチ。

13:00

お客様を訪問

お客様の企業を訪問。物件の売却について提案を行う。

15:00

サテライトオフィス

サテライトオフィスに立ち寄り、書類作成を行う。常にノートPCを持ち歩いており、場所を選ばず仕事ができる。

16:00

税理士を訪問

パートナーである税理士事務所を訪問。購入物件に関する税務の相談をする。

17:40

退社

予定がある日は定時に退社。オフィスに戻り事務作業を行う日もあるが、時には戻らず直帰することも。