キャリア入社社員の声03｜野村不動産ソリューションズキャリア採用サイト

EPISODE-1: 入社動機

不動産業界ではなく、当社に転職したいと思っていました。

前職の銀行では入行後ローンセンターに配属され、マンションデベロッパーや大手流通会社、地元不動産会社に自行の住宅ローンやアパートマンションローンを取り扱っていただくための推進・提案活動を行っていました。

もともとはプライベートバンカーをめざして入行したのですが、融資の保全手段として不動産評価を行うことが多く、また、不動産会社の方にお会いすることも多かったことから自然と不動産に興味を持つようになり、結果として不動産業界に転職をしようと思いました。
前職では多くの不動産会社の方々とお会いする機会がありましたが、どこよりも担当者が誠実だと感じていたのが当社でした。「野村の誠実さ」は銀行の同僚たちの間では周知の評価で、私の転職の目標は「不動産業界に転職する」のではなく「当社」に転職することでした。

EPISODE-2: 現在の仕事

不動産仲介は、ニーズを把握し最適な提案を行うオーダーメイド型営業。

現在は法人営業本部ウェルスマネジメント部で企業オーナーさまや資産管理会社の不動産ニーズに応える提案営業を行っています。お客さまの多くは野村證券からの紹介で、本社移転や工場新設、不動産投資など不動産に関する様々なニーズをお持ちのお客さまに対して、野村證券担当者と連携して、お客さまの課題解決や目的遂行に資する提案を行うことが私のミッションです。

前職では「住宅ローン」「金融商品」といったパッケージ型商品の提案・、反響営業でしたが、法人仲介営業はお客さまのニーズを把握し最適な提案を行うオーダーメイド型営業です。自分が行動しなければ何も始まらないという点が大きく違います。たとえば、老朽化に伴う本社移転という課題に対しても、単に予算に応じた物件を探せばよいわけではありません。立地やアクセス、税務、あるいは相続など、様々な観点からお客さまの問題解決につながるソリューションを見出していくことが求められます。

EPISODE-3: 仕事のやりがい

お客さまのニーズは流動的。つねにアップデートしておくことが肝要。

お客さまのニーズを把握し、最適な不動産を提案することがこの仕事の面白さですが、反面、これには明確な正解がないためとても難しさを感じています。だからこそ、自分の提案で案件が動いた際は大きな達成感が得られます。また、上場企業オーナーさまなど、なかなかお会いできないような方と、ある意味対等な立場でお話できる点にも大きなやりがいを感じています。

仕事を進めるうえで心掛けているのは報連相の徹底。お客さまのニーズは決して不変ではありません。当初、築浅物件を希望されていたお客さまが、他社の提案した古い物件を契約されたという苦い経験もあります。不動産の売買は予算や立地、周辺環境などの総合判断であり、お客さまの事業戦略や財務内容にも左右されます。だからこそ、お客さまのニーズ把握はつねにアップデートしておく必要があり、上司、同僚、野村證券とも情報を共有することで、つねに最適な次の一手を打てる体制を整えています。

EPISODE-4: 今後のキャリア

不動産のプロにしかできないソリューションを。

事業用不動産はマンション・共同住宅から店舗、工場、オフィスまでさまざまな種類がありますが、まず足元の目標として、アセットタイプの異なる案件を一件でも多く経験し、企業オーナー・資産管理会社に対する課題解決力を高めていきたいと考えています。また、法人案件は水面下で動くケースが多いため、新規物件の探索力やそのためのネットワークを構築することも必要だと考えています。

まだまだ覚えることは多いですが、将来的には、かつてめざしていたプライベートバンカーにはできない、不動産のプロとしてのソリューションを提供できる人材になりたいと考えています。それが具体的に何なのかはまだ明確ではありませんが、不動産は資産形成においても投資対象としても重要なポジションを占めています。その不動産を有効活用することで、お客さまに喜ばれる提案がきっとできるはず。そのためにも、まずは自分のスキルアップが不可欠だと考えています。