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成長の可能性に満ちたフィールドで自身を成長させていける野村不動産ソリューションズにはそんな環境が整っています。成長の可能性に満ちたフィールドで自身を成長させていける野村不動産ソリューションズにはそんな環境が整っています。

Top Message

代表取締役社長 前田 研一

伸びしろが大きく、
グループの成長の核にもなっている
不動産仲介業

野村不動産グループでは、2015年秋に中長期経営計画を策定しました。この計画では、野村不動産ソリューションズの担当領域である「仲介・CRE(企業不動産)」が、グループ全体の成長の中核を担う事業のひとつとして位置づけられています。その根拠として、不動産仲介業を取り巻く市況からご説明しましょう。

まず挙げられるのが、中古住宅の需要拡大です。リノベーションや住み替えの普及により、中古住宅は、住まい購入検討時の選択肢として認知されるようになっています。また、建築工法や設備機器などのイノベーションにともない、近年の新築住宅は目覚ましい高品質化を遂げていますし、供給量も、都市部を中心に堅調に推移しています。私たち不動産流通事業者にとっては、購買ニーズ・売却ニーズともに、今後も大きな飛躍が見込める環境にあると言えます。

また、昨今のシニア層にとっては、所有資産の相続や、住み替えによる豊かな老後生活の実現などが、大きな課題になっています。こういった点でも、私たちがコンサルティングによってサポートできる部分が多くあります。少子高齢化が進む中では、将来的な失速が懸念される業界も少なくありませんが、不動産流通業界に関しては、今後も十分な伸びしろが広がっているのです。

情報システムと
対面サービスの拡充に加え、
海外にも活路を求める

次に、野村不動産ソリューションズの成長戦略についてご紹介しましょう。基本的には、情報システムの拡充と対面サービスの質の向上という両輪で臨みます。前者では、業界に先駆けて立ち上げた独自のポータルサイト『ノムコム』の機能拡充によって、お客様にご提供する情報の量・質を強化し、ICT(情報通信技術)を通じたコミュニケーションの深化・手間の簡略化などを推進していく所存です。

また、後者の対面サービスについては「野村の仲介+」を冠した店舗や営業人員を増強することで、よりきめ細やかな対応の実現を目指しています。また、野村不動産グループでは、街づくりを担う野村不動産や、住宅の管理をする野村不動産パートナーズ、住まいのリフォームを手がける野村不動産リフォーム、シニア向けの住宅・サービスの開発企画を手がける野村不動産ウェルネスなど、多彩な事業領域をカバーしています。グループ各社で手を組み「野村不動産カスタマーズクラブ」を立ち上げましたが、これを足掛かりに連携を強化し、ライフステージによって変遷するお客様のニーズを捕捉し続けられる体制・仕組みを整備していきます。

加えて、近年では野村不動産グループの海外拠点に社員を派遣し、海外投資家に日本の不動産への資金投入を促す道筋の創出にも取り組んでいます。木に例えれば、基本となる顧客満足度向上によって幹を太くし、多面的な挑戦によって枝葉を増やし伸ばしていくようなイメージです。

豊富な経験と新たな挑戦によって
活躍のフィールドを広げていく

私は、「いい企業」を「日々の職務や組織の仕組みを通じて、個が成長を遂げられる企業」と定義づけています。個の成長は、結果として企業の成長につながっていきますから。そんな観点で見た際、野村不動産ソリューションズは、とても恵まれた環境下にあると思います。そもそも、不動産に関するニーズはお客様によって千差万別です。お客様にご対応する都度、新たな知識やノウハウの習得が必要になりますから、職務を通じて専門性を高めていくことができるのです。

加えて、野村不動産ソリューションズのルーツは野村不動産の不動産流通部門ですので、ビジネスに関しては、50年以上の経験があります。先人が積み上げてきた数々の実績は、多彩な事業ノウハウとなって蓄積しています。こうした貴重な資産は、上司や先輩が親身に後輩を指導するという社風や、「野村ダイナモカレッジ」「YCDI(You can do it)」といった能力開発プログラムの創出・実施につながっています。

野村不動産ソリューションズは、長い事業経験を有する一方で、2000年に分社独立した若い会社という側面もあります。既成概念にとらわれない自由な気風や、チャレンジスピリットに満ちた活気などは、若さゆえのストロングポイントの現れともいえるのです。

先にも触れましたが、海外進出などの新たな挑戦にも積極的に取り組んでいく所存です。皆さんにとっては、活躍できるフィールドがより幅広くなっていきますので、期待して門をたたいてください。